よくある質問


永代使用料とは何ですか?

墓地の「購入」は、住宅の「購入」とは異なります。 所有権を買うのではなく、その土地にお墓を建てて遺骨を埋葬し、使用する権利を購入することとなり、これを永代使用権と呼んでいます。

所有権ではありませんので、墓地(土地)の売買や賃借はできません。また永代使用権は「永代」が示すとおり期限がなく、今後何代にわたって受け継ぐことができます。 永代使用権は法的に定められたものではないため、寺院や霊園によって規定が異なる場合もあります。


寿陵(じゅりょう)のことを教えてください。
中国の古い書物にも出てくる言葉で家に幸せをもたらし、長寿にもつながるといわれ大変縁起の良いものとされています。

最近はこの寿陵が増えている傾向にありますが、この背景には日本全体がゆとりある生活環境になってきたことだけではなく、「子供に負担をかけたくない」「将来子供が墓参りしやすい場所に早めに墓地を求めておきたい」などの理由があるようです。


お墓を立てる時期はいつがいいの?

一般的にいつ建てなければいけないと定められているわけではありませんが、年忌法要にあわせて建てることが多いようです。 また、お遺骨がある方でしたら、仏教の場合は四十九日、神道、キリスト教の場合は五十日祭、百日祭を目処に納骨されることが一般的とされているようです。

なお建墓にあたっては石材加工から基礎工事・据付までおよそ1ヶ月以上かかることがあります。法事の予定などを考えあわせて、お早めに発注することをお勧めします。


お墓を移転したいです。

お墓(お骨)を別の場所に移すことを改葬といいます。 また墓石の一部だけを新たな墓地に使用するケースもあります(霊園によっては墓石の持込を規制しているところもあります)

改葬の際は、市町村や寺院・霊園の管理者からの許可書等の書類が必要になります。詳しい手続き方法は「お墓の引越し」をご参照ください。


お墓に使う石材って?

お墓には硬質で風化に強い石が使われます。最も多く使われてるのは一般的に御影石といわれる花崗岩で、安山岩、閃緑岩なども使われます。


お墓を建て直す時は?

お墓を新しく建て直す時は、古い墓石のお魂抜きの法要を行い、ねんごろに供養します。そして新しい墓石を据付けて開眼法要を行い魂入れをします。


お墓ができたらどうしたらいいの?

お墓が完成したら、あらかじめお寺様と打ち合わせて、日どり決め、開眼法要を行います。

魂入れ・入魂式などともいわれ、開眼をしてはじめて、私たちが礼拝すべき容儀が整うとされています。